女性を中心に子どもの写真をシールにするといった利用が広がっている

【さいたま】コスモメディアサービス(埼玉県越谷市、澤田真一社長、048・990・1131)は、8月中をめどにスマートフォン、タブレット端末(携帯型情報端末)用アプリケーション「みんなのシール」によるオリジナルシール印刷サービスを北米市場で展開する。インターネットで注文を受け付け、シールを郵送する。澤田社長は「北米で流行している『セルフィー(selfie=自分撮り)』(の写真)をシール化するニーズがある」と見る。2015年夏に月間1万枚の受注を目指す。 「みんなのシール」はタッチパネルを指でなぞって保存している写真を好みの形に切り抜き、シールにできる。現在、北米向けに訴求力のあるデザインの英語版アプリを開発中。ネットで注文後、コスモメディアサービスがシールを作成し、国際郵便の小形包装物で北米に発送する。例えばニューヨークには約1週間で届けられる。価格は送料込みで10ドル以下に設定する予定。 同社の海外向け印刷サービスは初めて。澤田社長は「まず海外市場でのノウハウを蓄積したい。北米市場でうまくいけば、欧州市場での展開も考えたい」としている。 日本ではB5サイズの台紙1枚に最大30カットまでシールをつくれるサービスを提供している。価格は400円(消費税込み)。女性を中心に子どもの写真をシールにするといった利用が広がっている。 同社はネット通販専門の印刷会社で、企業向け名刺印刷サービス「名刺ショップドットコム」などを展開している。BツーB(企業間)事業が主体だが、多角化に向けて「みんなのシール」などBツーC(対消費者)事業にも力を入れている。 日本商工会議所は全国514商工会議所が観光振興を推進するための行動指針「2014―16年における観光振興への取り組み強化アピール」を決議した。全国の商工会議所がネットワークを構築、推進することで取り組みを強化し、中小の再生と地域経済の活性化を図り、個性的で魅力ある地域づくりを目指す。 アピールは「商工会議所観光ネットワーク」を構築、観光立地地域づくりを全国で展開し、観光立国を実現するのが狙い。このため商工会議所に観光委員会や観光部会などを設置。商工会議所事務局には観光担当を置く。都道府県単位で情報・意見交換し、連携による広域観光振興を進める。 2014年に第1段階として体制づくりし、地域資源を発掘するとともに、観光トライアングルの構築や地域資源の磨き上げに取り組む。第2段階として2015年に観光の進化を図るため、資源の磨き上げを促進し、PRを展開。またコンセプトやターゲットなどを明確化するとともに、ファンやリピーターの増加を図るための仕掛けづくりをする。第3段階は2016年に長期滞在型観光とインバウンドを促進し、観光振興をまちづくり、地域づくりにつなげる。 UNCOVER TRUTH(アンカバートゥルース、東京都新宿区、石川敬三社長、03・6859・2270)は、ホームページ(HP)の効果を測定するツール「USERDIVE(ユーザーダイブ)」を展開している。 ■ □ ■ ユーザーダイブはHP訪問者の行動をページごとに可視化する。「マウスの動き」「クリックされる箇所」「スクロールされる箇所」「見られている時間」の四つでヒートマップをつくり、注目された点ほど赤く表現。結果を基にHPの課題を抽出し、改善を手助けする。訪問者の動きも動画で撮影し、再現可能。利用料金は月5万円(消費税抜き)からで最低半年契約。ページビュー別に6タイプを用意した。別料金で改善コンサルティングも提供する。 以前、電子商取引サイトを運営した時に使っていた測定ツールでは、ページ内の動向を確認できず、効果的なコンテンツ配置方法をサイト運営者に提示できなかった。ユーザーダイブは客観的な改善を提案できる。2013年7月にサービスを開始し、同年12月末時点の利用実績は100社を超えた。業種は通信販売をはじめ、メーカーや金融系など。7月からアジア市場にサービス提供範囲を広げる。日本初の解析ツールとして世界市場で存在感を示したい。(金曜日に掲載) 【エンジェルeye/使いやすさ追求を】 訪問者の動きを可視化し、動画でも再現する試みは面白い。ただ動画を1本ずつ見るのは大変な作業。ページの課題を発掘しやすいツールにするため、動画のフィルタリングや再生速度調節などの機能を拡充し、ユーザーに「使いやすい」と思わせるサービスを提供する必要がある。 (カメラメーカー)【宮崎】宮崎県工業技術センター(宮崎市、古賀孝士所長、0985・74・4311)は、3次元造形技術の総合支援に乗り出す。3次元データを使って、製品の企画開発から商品化を目指す県内企業の技術力向上に取り組む。3Dプリンターなどを導入し、3D関連の開発環境を整えた。今後は製品の試作開発や工業デザインの検証を支援し、県内企業の新規ビジネス創出に力を入れる。  米ストラタシス製「Fortus250mc」と米スリーディー・システムズ製「ProJet460Plus」製の3Dプリンターを導入した。合わせて3D関連設備にレーザー加工機なども導入した。 米ストラタシス製は樹脂を溶融しながら立体モデルを積層造形する。最大造形サイズは幅254ミリ×奥行き254ミリ×高さ305ミリメートル。積層ピッチは0・178ミリ―0・33ミリメートルまでの3段階。 米スリーディー・システムズ製は石こう粉末を敷き広げ、バインダー(接着剤)とカラーインクを塗布してカラーモデルを造形する。最大造形サイズは幅203ミリ×奥行き254ミリ×高さ203ミリメートル。積層ピッチ0・1ミリメートル。 2014年度は8月中旬まで定期的に講習会を開き、3Dプリンターの利用方法を紹介。このほか有料の設備利用を通じて支援する。 さらに同センターが事務局となり、県内企業が参加する研究会「みやざき新産業創出研究会」の2分科会「ものづくり技術支援分科会」「3DCG造形分科会」では、具体的な造形デザインの検証などに取り組む。 現在、同県は食品や医療関連産業の振興に取り組んでいる。同センターは「3Dの開発環境を生かし、市場を意識した売れる商品開発を支援したい」としている。

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