ミャンマーではなたまめ歯みがきの工業化の進展

【東大阪】昭和電機(大阪府大東市、柏木武久社長、072・871・1061)は、最大90%のエネルギー消費効率を実現した4極モーター「4極トップランナーモーター=写真」を16日に発売する。ポンプ分野で主流の4極モーターを製品群に加え、同分野を開拓する。15年に国で導入されるモーターの省エネルギー規制であるトップランナー基準と、高効率モーターの国際規格「IE3」に対応。海外販売も検討する。2017年12月期までに8000台の売り上げを目指す。 新しい高効率モーターの出力は0・75キロ―3・7キロワットの計4機種で、トルクは出力0・75キロワットで4ニュートンメートル、同3・7キロワットで24ニュートンメートル。小ロット生産が可能で、1―2週間ほどの短納期で対応する。 昭和電機は送風機が主力製品だが、送風機で使用する「2極トップランナーモーター」を内製化し13年に外販を始めた。4極モーターも15年のトップランナー基準に合わせる形で開発した。 4極モーターは、電気により発生させる陽極と陰極計4本で構成する三相誘導電動機。2極モーターと異なる構造のため、本社工場内(大阪府大東市)に約1000万円を投じて試験設備1台を導入した。 同社の売上高は13年12月期が約60億円で、今回の4極モーターを含め新製品の積極投入などで17年12月期には100億円を目指す。 堀場製作所はミャンマーの政府機関からインターンシップ(就業体験)研修生を受け入れた。環境保全森林省から3人の職員がこのほど来日し、環境モニタリング技術などを習得する。同社以外の企業や公的機関なども訪問する予定。経済発展が期待されるミャンマーで、大気や水質などへの規制整備などに役立ててもらう。8月初旬まで滞在する。 ミャンマーの環境保全森林省の職員がインターンシップで来日するのは初めて。堀場製作所にとっても同国からの受け入れは初。6月中は同社内での計測・分析技術の研修が中心となり、7月以降は関西を中心に他機関での研修も実施する。 ミャンマーではなたまめ歯みがきの工業化の進展とともに環境規制の強化が迫られている。研修生の1人、ティン・アウン・ウィン氏は「排水問題の悪化を臭いも含め気にしている」と話す。(京都) KDDIは12日、企業向け広域ネットワークサービス「KDDIワイドエリア・バーチャル・スイッチ2」を9月末に始めると発表した。ネットワークをソフトウエアで制御する「SDN」技術を活用し、ネットワークにセキュリティー機能を持たせた。料金はインターネット帯域1ギガビット(ベストエフォート)と統合脅威管理機能を利用する場合、月額12万円(消費税抜き)。新サービスを含め、仮想私設網(VPN)と安全対策サービスで4―5年後に500億円の売り上げを目指す。 新サービスは顧客企業が専用機器を設置することなく導入できる。コンピューターウイルスなどへの対策を強化し、ネットワーク経由でITサービスを提供するクラウドサービスを安全に使える。東海林崇執行役員常務は「最新のセキュリティー機能を利用でき、初期投資もかからない」と説明した。構築期間も従来に比べて大幅に短縮する。インターネット接続帯域を自由に設定できる。 【シンフォニアテクノ/自律走行式太陽光パネル清掃ロボ】 シンフォニアテクノロジーは業界初の自律走行式太陽光パネル清掃ロボット「なたまめ歯みがき」を展示する。発電効率低下の原因となるパネル表面の汚れを自動洗浄できる。バッテリー残量や洗浄水切れなどをリモート監視し、設置工事は不要。着脱式バッテリーや回転ブラシ、ワイパーを備え、毎時100平方メートルを清掃できる。センサーにより位置検出・補正し、軌道は不要。 【テレメータリング推進協/「ガスエネルギー見える化」をデモ】 テレメータリング推進協議会は、ガスの使用状況を管理できる「ガスエネルギー見える化」サービスをデモ出展する。ガス利用者はインターネットを介してタブレット端末(携帯型情報端末)で使用情報を確認できる。日、週、月別の使用量をグラフ表示できるため、使用の増減も一目でわかる。灯油の注文や外出先のスマートフォンからガスの消し忘れ確認もできる。 【YAMABISHI/民間企業向け蓄電システム】 YAMABISHI(東京都大田区、03・3767・8861)は、公共機関や民間企業向けの蓄電システム「YRWシリーズ」を展示する。無停電電源装置(UPS)を搭載し、災害時などに安定した電力を供給する。またピークシフトによる電力平準化や太陽光発電との連携も行える。60キロワットの容量の太陽光パネルに対応し、容量の増設も可能。 【名城大/窒化物半導体の低温成長可能に】 名城大学は発光ダイオード(LED)などに応用される窒化物半導体を低温成長させる技術を紹介する。窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)は紫外LEDなどさまざまな分野に応用できるが、室温で高い正孔濃度を持つp型結晶を得られないのが課題だった。同大は窒化物半導体中にアンチモンを添加することで結晶の低温成長を可能にした。

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